3月11日～東日本大震災から13年

13年前の3月11日午後2時46分、東日本大震災が発生しました。
私はヘリコプターのパイロットとして、上空から状況を目の当たりにしていました。
メディアでは数字が発表されますが、一人一人の辛い思いがあり、その思いは計り知れません。
ふと「私の地元である沖縄は大丈夫か」と思い、調べてみました。
すると、沖縄が取り組むべき課題がたくさんみえてきたのです。
私が「命を守れる沖縄を創る」を目指したきっかけです。

3月11日は県内の高校生を連れて、宮城県に行きました。
仙台市青葉区で献花をおこない「3.11キャンドルナイト2024」に参加、翌日は石巻市の「石巻市震災遺構大川小学校」へ。

「3.11キャンドルナイト2024」
仙台の高校生たちが実行委員会として主催。仙台の高校生たちと一緒に約2000灯のキャンドルで文字をつくり、東日本大震災で犠牲となった方々を追悼しました。
同じ高校生たちが企画したこの活動に参加し、被災された方々、特に同世代同志で話すことで、災害を自分ごととして考える機会になりました。
震災が風化しないようにという仙台の高校生達の思いを受け取ったことにより、災害について深く考え、行動するための機会になればと考えております。

「石巻市震災遺構大川小学校」
3月11日、海から3.7km内陸に位置する大川小学校に、8.6mの大津波が襲来し、たくさんの方が被害に遭われました。現在こちらは、犠牲者の慰霊・追悼の場であると同時に、震災の事実や避難の重要性を伝え、防災教育について考える場となっています。

東日本大震災を風化させてはいけない。
そして私たち政治家は、災害時に命を守れる地域をつくるように尽力しないといけない。
再度強く、心に誓いました。